本解説シリーズ
『あした死ぬかもよ?』
人生最後の日に笑って死ねる27の質問
予言しましょう。このままの生き方を続けると人生最後の日、あなたは90%の確率で後悔することになりそうです。
皆様、どうもお世話になっております。今回、解説していく本は作家、コピーライターであるひすいこたろうさんの「あした死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27の質問」
を解説していきたいと思います。
それでは次にあなたの人生を後悔させる制限を外すということを解説していきたいと思います。
「90年の人生を振り返って唯一後悔していることは何ですか?」
これはアメリカで90歳以上のご老人に対して行われたアンケートです。人生の夢や目標は十人十色です。よって何千、あるいは何万通りの答えがあるのかと思いきや結果はなんと90%の人が同じ回答をしたんです。
それは
『もっと冒険しておけばよかった』です。
あなたは今の人生であなたが思うがままに冒険することができているでしょうか?
もしあなたが今日命を閉じるとしたらこんな風に言えるでしょうか?
たくさん冒険をした!後悔など一つもないほどに!
実際、今のままの生き方が続いたら5年後あなたはどうなっているでしょうか?
今のままの生き方が10年続いたらどうでしょうか?
時間は駆け足で過ぎ去っていきます。そして残りの人生であなたが最も若い瞬間は今この瞬間なんです。ですから動き出すなら今こそが最適のタイミングだと思いませんか?
ナディーン・ステアさんの詩の一部をご紹介しましょう。
「人生をもう一度やり直すとしたら、今度はもっとたくさん失敗したい。
そして肩の力を抜いて生きる。
もっと柔軟になる。今度の旅よりももっとおかしなことをたくさんする。
あまり深刻にならない。もっとリスクを冒す。
もっと山に登ってもっと川で泳ぐ。
アイスクリームを食べる量は増やし、豆類の摂取量は減らす。
問題は増えるかもしれないが、想像上の問題は減るだろう。
というのも、私は毎日常に良識ある人生をまともに生きてきた人間だからだ。
もちろん、馬鹿げたことも少しはやった。
もし生まれ変わることがあったら馬鹿げたことをもっとたくさんやりたい。
何年も先のことを考えて生きる代わりに、その瞬間だけに生きたい。
私はどこに行くにもいつも万全の準備を整えて出かけるのが常だった。
体温計や湯たんぽ、レインコートやパラシュートなしにどこにもいかなかったものだ。
人生をやり直すとしたら、もっと身軽な旅行をしたい。
もう一度生き直すとしたら、春はもっと早くから裸足で歩き出し、秋にはもっと遅くまで裸足でいる。
もっとたくさんダンスに出かける。
もっとたくさんメリーゴーランドに乗る。
もっとたくさんデイジーを摘む。
それぞれの瞬間をもっとイキイキと生きる。」
これはナディーン・ステアさんというアメリカの片田舎で暮らしていたごく平凡な、おばあさんが人生をまもなく終える晩年85歳の時にもう一度人生をやり直せるならと書いたものです。
ラリーさんは馬鹿げたことをもっとやればよかったと後悔しています。それができなかったのは、こうして自分の人生を振り返るときが来るまで馬鹿をしちゃいけないという思いがあったからでしょう。
もっとダンスに行けばよかったというのは楽しんではいけないという思いがあったからでしょう。やりたいけどやってはいけない、そんなにやるものではない、今はやるべき時ではない。など、どこかでそんな遠慮や我慢をして生きておられたのだと思います。
自由に生きることから遠ざけている思い込みや制限をあなたもいくつか持っているはずです。これから探っていきましょう。
今から書く文章を自分自身に対して優しく語りかけるように声を出して読んでみてください。声に出せないときは口だけでも動かしてみましょう。
人と違ったっていいんだよ
恥をかいて人に笑われてもいいんだよ
もっと自分に素直にありのままに生きてもいいんだよ
すべての人と仲良くできなくたっていいんだよ
大好きな人に大好きって伝えてもいいんだよ
自分の意見を主張してもいいんだよ
弱い自分を見せたっていいんだよ
嫌なことは断っていいんだよ
人に助けを求めたっていいんだよ
もっと豊かになってもいいんだよ
楽しいことを優先したっていいんだよ
幸せになってもいいんだよ
自分を好きになって、もっと自分を信頼してあげてもいいんだよ
生きたいように生きていいんだよ
いかがでしょう?読み上げた内容をあなたの心は自然と受け入れることができていたでしょうか?もし「人と違ったっていいんだよ」という言葉を声に出して読んだときに何か心に引っ掛かるものがあれば人と違ってはいけないという制限を無意識に自分にかけている可能性があります。
引っかかった言葉を覚えておいて今日から毎日寝る前に3回自分に優しく伝えてあげて下さい。
あなたはもっと自由に、そして素直に生きたいように生きていいんです。
“ケガによりもう二度とできないだろうと医師から宣告されていた競技に見事復帰して大会に参加、結果を残すことができた。”
“難病にかかり余命を宣告されたが生活習慣を一から改善して治療に専念した結果、奇跡的に回復した。”
“成績が悪く親から進学を無理だと言われていた学生が努力の末、難関校に合格した。”
このような奇跡を起こした人が世の中にはたくさんいます。限界は自分で決めているだけなんです。
つまりあなたを縛る制限はあなたの心の中にあるんです。
ならば制限を外すのは自分次第、そう難しいことではないんです。
人は人生を振り返るときにやったことに対してではなくやらなかったことに対する後悔の方が圧倒的に大きいのだといいます。
考えてみてください。自分が死ぬ前に後悔しそうなことはないか?そしてそれはどんな制限を自分にかけているからなのか?
考える時間を一度作ってみてはいかがでしょうか?
それでは今回はここまで!また次回よろしくお願い致します。